【起業家必読書】『ZERO to ONE』をレビューしてみた

レビュー

こんにちは、ショウタカです。

「0から1を作るのってどういうことなの?」

「起業して成功するにはどんなことが必要なの?」

と思っている方のために、起業のための必読書ともいえるピーター・ティールさんの「Zero to One」をレビューしていきたいと思います。


この記事をオススメする人

  • これからビジネスプランを考える人
  • スタートアップとは何かを知りたい人
  • 「Zero to One」の大まかな内容を知りたい人

この記事を読んで得られる情報

  • 「Zero to One」の購入をオススメする人
  • 「Zero to One」を読んで得られる知識のまとめ
  • 「Zero to One」を読んで学生がこれから考えるべきこと

「Zero to One」の購入をオススメする人

ZERO to ONEの日本語版序文を書かれている瀧本哲史さんは以下のような方に読んでもらいたいとまとめています。

  • 起業家ないし起業志望者
  • 大企業で新規事業を開発しようとしている方
  • 高級サラリーマン・プロフェッショナルの方
  • 自然科学者・エンジニアの方

起業家ないし起業志望者にオススメする理由

スモールビジネスで起業するのも良いですが、全く新しい、世界を変えるような巨大企業を創り出そうとするZero to Oneのアプローチを知っておけば、目線を上げるきっかけになると瀧本さんは語っています。

大企業で新規事業を開発しようとしている方 にオススメする理由

新規事業にあたってもの、事業規模に合わせて思考法を身につけるのに役立つと 瀧本さんは語っています。

高級サラリーマン・プロフェッショナルの方にオススメする理由

ピーター・ティール自身がハイキャリアから積極的にドロップアウトし、起業家として成功した人物であることから、ハイキャリアによって人生の選択肢を拡大する事ばかりに必死になっている方に対して挑発するように本書がまとめられていると瀧本さんは語っています。

自然科学者・エンジニアの方にオススメな理由

科学やテクノロジーの力で社会を変えよう、今までにない発見をしようと思っているアカデミアの方にとっても、起業に対するイメージを変える一冊になると瀧本さんは語っています。

「Zero to One」を読んで得られる知識のまとめ

成功するビジネスは次の7つの質問に答えられると述べられています。

  • エンジニアリング▷段階的な改善ではなく、ブレイクスルーとなる技術を開発できるのか?
  • タイミング▷このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングなのか?
  • 独占▷大きなシェアが取れるのような小さな市場からはじめているのか?
  • 人材▷正しいチーム作りができているのか?
  • 販売▷プロダクトを作るのではなく、それを届ける方法があるのか?
  • 永続性▷この先10年20年と生き続けられるポジショニングができているのか?
  • 隠された真実▷他社が気づいていない独自のチャンスを見つけているのか?

7つの質問は『ZERO to ONE』の各章に分けて説明してあるので、この記事でも1つずつ簡単に見ていきたいと思います。

エンジニアリング▷段階的改善ではなく、ブレイクスルーをなる技術を開発できるのか?

この質問は、主に第1章「僕たちは未来をつくることができるのか」に書かれている内容です。

未来の進歩には2つの形があります。

垂直的・集中的進歩」と「水平的・拡張的進歩

前者は0から1を生み出すように新しい何かを行うことで、これを「テクノロジー」と呼びます。

後者は1から100をつくるように成功例をコピーすることで、これを「グローバリセージョン」と呼びます。

これらの2つの進歩は、両方が同時に起きることもあれば片方しか起きないときもあります。

特に1971年以降は、テクノロジーの進歩がIT分野だけに限られたために、IT=テクノロジーと考えられるようになりました。

資源の限られた地球では、新しいテクノロジーなきグローバリセージョンは持続不可能であるため、資源の奪い合いを引き起こさないように新しいテクノロジーを思い描き、それを作り出すことが今の私達に与えられた挑戦です。

新しいテクノロジーを生み出すのは大企業でも、政府でもなく、スタートアップです。

スタートアップはユーザーの生活を少しづつ良くしていくような段階的改善では、エンドユーザーから改善点ほとんど見せません。

二番手のライバルより何十倍もすぐれたプロプライエタリ・テクノロジーを持って、ブレイクスルーによってユーザーに圧倒的な価値をもたらす必要があります。

【質問】あなたのビジネスがもたらす圧倒的な価値は?どんな技術によって実現出来るの?


タイミング▷このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングなのか?

この質問は、主に第2章「1999年のお祭り騒ぎ」に書かれている内容です。

ピーター・ティールが創業したペイパルは、ドットコム・バブルの中でスタートしました。

彼は小額の決済手数料で利益を出すために大きなユーザーベースを獲得することと、バブルが2000年になったら終わりを迎えることが分かっていました。

そこで、資金調達を急ぎました。

結果的に2000年3月に大型の資金調達を終えたと同時にバブルが弾けました。

この例のように、経済状況や技術の進歩状況を考えてビジネスを計画する必要があります。

【質問】 あなたのビジネスはなぜ今始めるの?今まで誰もやっていないのはなぜ?


独占▷大きなシェアが取れるのような小さな市場からはじめているのか?

この質問は、主に第3章「幸福な企業はみなそれぞれに違う」から書かれている内容です。

経済学の教科書において理想的なデフォルトの状態とされる「完全競争」では、長期的に利益を出す企業は存在しません。

完全競争の反対が独占です。

独占企業は市場を支配し、自由に価格を決定出来るので利益の最大化を図ることができます。

また独占は進歩の原動力となるので、企業の成功条件は独占にあるとしています。

独占するために必要なことは3つあります。

  • 小さくはじめて独占する
  • 規模拡大を描く
  • 周辺市場を破壊しない

①まずスタートアップが狙うべき理想の市場とは、少数の特定ユーザーが集中していながら、ライバルがほとんどあるいは全くいない市場です。

②小さな市場で大きなシェアを取ったら、少しずつ周辺市場を狙い、規模を拡大していきます。周辺市場へ拡大するという進化の過程は創業時から描くべきです。

③周辺市場への拡大を計画するを練るときには、破壊を起こしてはいけません。できるだけ競争は避けるべきです。

【質問】 あなたのビジネスは競合のいない小さな市場ですか?そこから拡大できますか?


人材▷正しいチーム作りができているのか?

この質問は、主に第9章「ティールの法則」から書かれている内容です。

「創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップはあとで直せない」という法則を「ティールの法則」と名付けています。

創業者の最も重要な最初の決断は「誰と始めるか」です。

技術的な能力や補完的なスキルも重要ですが、創業者がお互いどれだけよく知っているかや、一緒にうまくやっていけるのかも同じぐらい重要です。

最高のスタートアップは、完全な献身を求め、強い仲間意識で結ばれるような究極よりも少しマイルドなカルトと言っていいです。

【質問】 あなたのスタートアップは、一緒に働くことを心から喜んでくれる人たちの集まりですか?


販売▷プロダクトを作るのではなく、それを届ける方法があるのか?

この質問は、主に第11章「それを作れば、みんあやってくる?」から書かれている内容です。

何か新しものを発明してもそれを効果的に販売する方法を創り出さなければ、いいビジネスにはなりません。

逆に、差別化できていないプロダクトでも、販売と営業が優れていれば独占を築く事ができます。

ビジネスの種類によって効果的な販売手段は異なり、誰もが売り込みに影響されます。

だからこそ、販売は何かを作るのと同じぐらい大切です。

【質問】 あなたのビジネスは、どのようにユーザーに届けられるのか計画されてますか?

永続性▷この先10年20年と生き続けられるポジショニングができているのか?

この質問は、主に第5章「終盤を制する」から書かれている内容です。

競争をさけることで独占企業になれたとしても、将来に渡って存続できなければ、偉大な企業とは言えません。

偉大な企業は、将来のキャッシュフローを創出する能力で決まります。

「このビジネスは10年後も存続しているか」という問いに対して、短期的な数字はその答えをくれません

むしろ、そのビジネスの定性的な特徴を客観的に考えてみる必要があります。

【質問】 あなたのビジネスは、将来的なキャッシュフローを生み出すものですか?

隠された真実▷他社が気づいていない独自のチャンスを見つけているのか?

この質問は、主に第8章「隠れた真実」から書かれている内容です。

隠れた真実には、2種類あります。

自然についての隠れた真実」と「人間についての隠れた真実」です。

前者は物理世界で発見されていないものです。

後者は人がまだあまり語ろうとしない何かです。

この隠された真実を探すべき最良の場所は、他に誰も見ていない場所です。

【質問】 あなたのビジネスは、他人がまだ目を向けていない真実を捉えていますか?


「Zero to One」を読んで学生がこれから考えるべきこと

  • 漸進主義を捨てられるか?
  • 君は隠された真実に気づけるか?

漸進主義を捨てられるか?

学校は漸進主義の場です。

私たちは幼い頃から、一度に一歩ずつ、毎日少しずつ、学年を追ってものごとを進めるのが正しいやり方だと教えられます。

人より進みすぎたり。テストに出ないことを勉強しても、誰にも褒めてもらえないです。

期待されていることだけをきちんと行えば、良い成績がもらえ、これが終身在職権を得るまでずっと続いていきます。

だから、知られざる真実なんて残っていないと思い込むようになります。


隠された真実に気づけるか?

漸進主義の中で成長したほとんどの人は教えられた範囲で物事を考えます。

学校教育の目的は社会全般に受け入れられた知識を教えることです。

「学校では教わらない重要な領域が存在するのだろうか?」

このように考えると隠れた真実が見えてきます

まとめ

今回はピーター・ティールによる「ZERO to ONE」について紹介しました。

あなたが起業する時やビジネスについて考える時に7つの質問に答えられるのか?を考えてみてはどうでしょうか?

もし、もっと「ZERO to ONE」を詳しく読んでみたいと思った方は購入を検討してみてください。

以上になります。

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※購入リンクは今後更新予定です。

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