PayPayが流行した3つの理由と3つの学び

ビジネスモデル

こんにちは、ショウタカです。

「最近PayPayって言葉よく聞くけど、なんでこんなに流行ってんの?」

という方に向けて、

「PayPayが流行した3つの理由と裏に秘められた意図」について紹介していきたいと思います。

では、やっていきましょう。


この記事を読んで得られる情報

  • PayPayが流行した3つの理由
  • PayPayの流行から学べる3つのこと

この記事を読んで欲しい人

  • キャッシュレスビジネスに興味がある人
  • 店舗ビジネスを考えている人
  • 新しいビジネスモデルを探している人

PayPayが流行した3つの理由

  • ポイント還元で残高が必ずのこるリテンションモデル
  • 見た目はクーポン、中身はポイント還元
  • ユーザーと店舗の両者にメリットをもたらすビジネスモデル

ポイント還元で残高が必ずのこるリテンションモデル

PaypPayの最大の特徴と言えば、何か商品を購入した瞬間にPayPay残高が付与されることです。

例えば、こんな感じです。

PayPay iOSアプリから引用

このポイント還元によって、使い切ろうとしても残高が0になることがない

残高があるので、また次来た時にPayPayを使おうと気持ちになる。

この無限サイクルによって、ユーザーはPayPayに依存するようになります。

「便利だし、財布持たなくていいいし、残高残ってるし。」

この「次も来たくなるような仕組みを作る」ことを『リテンションモデル』と言います。

リテンションモデルはCRM( Customer Relationship Management )を重視して作られた考え方です。

▼CRMについてもっと学びたい人

※すみません、今後記事を作成予定です。


見た目はクーポン、中身はポイント還元

日本人にとって還元サービスで馴染みやすいのは、ポイントの方です。

ポイント還元は昔からよく使われていて、最近ではポイントカードではなく、スマホのアプリ内でポイントを管理できるようになってきました。

この流れを受けて、PayPayではクーポンのような広告を出しながら、中身はキャッシュバックのようなポイント還元という新しい還元システムを作りました。

PayPay iOSアプリから引用

ユーザーと店舗の両者にメリットをもたらすビジネスモデル

PayPayがここまで広まった理由はユーザーにとって使いやすいというだけではありません

店舗でもサービス利用手数料を0円にする事で、PayPayでの店舗決済が一気に加速しました。

2020年2月現在では未だにユーザーと店舗のどちらとも手数料0円でスマホ決済ができています。

また、店舗側もスマホ決済用のPOSレジなどを導入しなくてもPayPayが利用できるため、維持管理コストも実質0円になっています。

これら3つの理由によって、世間は自然とPayPayを使うようになりました。


PayPayの流行から学べる3つのこと

  • リテンションモデルの重要性
  • サービスの浸透のしやすさを考える事
  • 誰にとっても良いビジネスモデルにする事

リテンションモデルの重要性

PayPayの最大の特徴である ポイント還元によって 『リテンションモデル』はできています。

このリテンションモデルはどんな業界のビジネスにおいても、今後必ず必要になってくるビジネス設計です。

その理由は大きく3つあります。

  • 商品を買う時代から、体験を買う時代になった
  • 商品・サービスを比較される時代になった
  • OTVからLTVの時代になった

商品を買う時代から、体験を買う時代になった

商品を買う時代は終わりを告げ、体験にお金を払う時代になろうとしています。

例えば、移動するための車を買う時代から、Uberのような移動を直接買う時代になっています。

この『モノからコトへ』消費が移っていく世の中の流れを把握しなければなりません。

商品・サービスを比較される時代になった

例えば、あなたがアマゾンで水を買うとしましょう。

「水」と検索すると、いくつも商品が並んでその中から一番良さそうなものを選びますよね?

つまり、水ひとつとってみても、常に競合との比較があるということを理解しなければなりません。

OTVからLTVの時代になった

ここで理解すべき言葉は4つあります。少し重いですが、頑張って理解しましょう。

まずは1:5の法則5:25の法則から。

すごくザックリ言うと、リピータの方が新規顧客よりも少ないコストで多くの価値をもたらしてくれるということです。

続いてはOTVLTVです。

OTV(One Time Value)・・・一人の消費者が一回の購入でもたらす価値

LTV(Life Time Value)・・・一人の消費者が一回の購入後から生涯に渡ってもたらす価値

ザックリまとめると、一人のお客様がもたらす価値は、購入する度ではなく、一生涯で考えるというものです。

専門用語ばかり並べられても分かりにくいと思うので、ここで理解しておくべきことは、次の①~③の流れを知っておくということです

①商品を買う時代から体験を買う時代になって、更に体験も比較される時代になりつつあるビジネスの世界では、

②新規顧客を獲得することに力を入れるよりも、既存顧客をリピートさせた方が利益率が高いので、

③もちろん新規顧客も大切ですが、既存顧客を大切にすべきということです。

①~③を理解できれば、PayPayのポイント還元→残高あり→「もったいない」→来店という流れでユーザーをPayPayに依存させるリテンションモデルの凄さが理解してもらえると思います。


サービスの浸透のしやすさを考える事

PayPayが世間に素早く広まっていったことの裏には、日本人に親しみやすいポイント制度の導入という制度設計が行われていましたね。

まだ世間には広まっていない新しいサービスを設計するときは 、

一人のユーザーをしてどんなサービスなら受け入れやすいのか?

「クーポンで安く買えるのか?」「ポイントで安く買えるのか?」

ユーザー側の視点に立って考えることが必要です。


誰にとっても良いビジネスモデルにする事

PayPayを利用すると、ユーザーも店舗も損をしない

ビジネスの基本は、

「誰かのために何か新しい価値を提供して、その対価としてお金をいただく」

ことです。

競合するサービスを除いては、常に誰にとっても良い影響を与えられるビジネスモデルは社会的に受け入れやすくなります。

まずは人に価値をGIVEできるビジネスを考えましょう。

まとめ

ということで「PayPayが流行した3つの理由と3つの学び」について紹介しました。

何気なく使っていたPayPayからいろんな事が学べましたね。

今回は以上となります。

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